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2010年05月11日
マニュアル野球への反抗・・・
これまで三角ベース野球、バッティング、バントと
当時のCチームのことに触れてきましたが、今日は「サイン」。
当時のCチームのサインは3つ(だけ)。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
①盗塁、②バント、③サインの取り消し‥・の3つ。
そしてサインの出し方も工夫(簡単に)した。
盗塁は左手の時計を直す仕草、バントは耳を引っ張る仕草、取り消しは喉を叩く(アイーン)。
勿論、一連の動作の中で
見た感じ「サインぽくない」ように芝居をし
したがって「サイン見てますよー」の手を挙げるのは×とした。だってサインなしのように
相手に思わせることも・・・目的の1つだから。(>_<)
それと・・・最も違うのはサインの「予告」をしたこと。
バントの場合、耳を引っ張ってブイ(2本の指を立てる)をすると
「2球目にバント」という意味。
そうすると1球目は難なく見送る。(心の準備をさせる)
そして次の2球目はサインの仕草をせず、わざとそっぽを向く。(サイン変更なしの意味)
すると相手守備陣やベンチはバントはない、と思ってるので前には来ない。
そもそもそういう状況を作るための工夫だったが・・。
・・・無言のサイン(無言ゼスチャー)はたくさんした。
高めのボール球を振っている子の場合、右手で水平ラインを作り、それを肩の位置へ
そして上に向かって指を立て、大きくバッテン(×)する。その際、一切声を出さない。
よくペンチから「・・・何してる!! 今のは高いだろ! (怒)」とゲキを飛ばす光景も見られるが
子どもたちからすれば声で威嚇、顔で威嚇しているだけなので
「怒られている」としか受け取らない。これでは逆効果・・打席で「萎縮」してしまう。
ならば声には出さないでゼスチャーで「会話」をしようと考えた。
手打ちではなく腰を回せ・・・おへそを指差し「クルッ」とおへそを回転させるゼスチャー
もっとバットを短く・・・ヌルヌルどじょうを捕まえているようなゼスチャー
あごが上がってる・・・あごを引っ張るゼスチャー
投げ急いでいるピッチャーには・・・ボールを拭くゼスチャーと深呼吸のゼスチャー などなど。
これら言葉に発しない分、子どもたちは「どういうこと?」・・・と"考える"ようになる。
中には体が大きく、でもバットに当たらないタイプの子には
大きくした目をゆび指し(ボールを見てという意味)。
レフトに向かってゆびを指す。(予告ホームランのように)
すると大きく、思いっきりスイングしてくれる・・・
三振も多かっだけど当たると・・という期待もある。
ピッチャーの立場になって考えると思いっきりスイングする打者は
たとえ当たらない、と分かっていても「怖い」ものだから・・・
サインプレーについてはこんなもんだが、試合中の約束事を決めた。
①試合場で会った大人の人には大きな声で必ず「あいさつ」すること。
②グローブ、バット、ヘルメットはイニング毎にちゃんと片付けること。
③アウトになって帰ってくるときはベンチまで必ず「全力疾走」すること。
④1塁へのヘッドスライディングはどんな場面でも絶対禁止。
⑤試合中、ベンチでは「野球以外の話」はしないこと。
以上「5つの約束」・・・。
守れなかった場合、ペナ1と数え最終的なペナ数分、全員でグランドを走る約束
こんなもんですが・・・どうでしょう~
教える側も大変ですけどねー・・・(*^_^*)
次回は「サイン」についてF隼のY監督の話し・・・をしまーす。(^。^)y-.。o○
当時のCチームのことに触れてきましたが、今日は「サイン」。
当時のCチームのサインは3つ(だけ)。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
①盗塁、②バント、③サインの取り消し‥・の3つ。
そしてサインの出し方も工夫(簡単に)した。
盗塁は左手の時計を直す仕草、バントは耳を引っ張る仕草、取り消しは喉を叩く(アイーン)。
勿論、一連の動作の中で
見た感じ「サインぽくない」ように芝居をし
したがって「サイン見てますよー」の手を挙げるのは×とした。だってサインなしのように
相手に思わせることも・・・目的の1つだから。(>_<)
それと・・・最も違うのはサインの「予告」をしたこと。
バントの場合、耳を引っ張ってブイ(2本の指を立てる)をすると
「2球目にバント」という意味。
そうすると1球目は難なく見送る。(心の準備をさせる)
そして次の2球目はサインの仕草をせず、わざとそっぽを向く。(サイン変更なしの意味)
すると相手守備陣やベンチはバントはない、と思ってるので前には来ない。
そもそもそういう状況を作るための工夫だったが・・。
・・・無言のサイン(無言ゼスチャー)はたくさんした。
高めのボール球を振っている子の場合、右手で水平ラインを作り、それを肩の位置へ
そして上に向かって指を立て、大きくバッテン(×)する。その際、一切声を出さない。
よくペンチから「・・・何してる!! 今のは高いだろ! (怒)」とゲキを飛ばす光景も見られるが
子どもたちからすれば声で威嚇、顔で威嚇しているだけなので
「怒られている」としか受け取らない。これでは逆効果・・打席で「萎縮」してしまう。
ならば声には出さないでゼスチャーで「会話」をしようと考えた。
手打ちではなく腰を回せ・・・おへそを指差し「クルッ」とおへそを回転させるゼスチャー
もっとバットを短く・・・ヌルヌルどじょうを捕まえているようなゼスチャー
あごが上がってる・・・あごを引っ張るゼスチャー
投げ急いでいるピッチャーには・・・ボールを拭くゼスチャーと深呼吸のゼスチャー などなど。
これら言葉に発しない分、子どもたちは「どういうこと?」・・・と"考える"ようになる。
中には体が大きく、でもバットに当たらないタイプの子には
大きくした目をゆび指し(ボールを見てという意味)。
レフトに向かってゆびを指す。(予告ホームランのように)
すると大きく、思いっきりスイングしてくれる・・・
三振も多かっだけど当たると・・という期待もある。
ピッチャーの立場になって考えると思いっきりスイングする打者は
たとえ当たらない、と分かっていても「怖い」ものだから・・・
サインプレーについてはこんなもんだが、試合中の約束事を決めた。
①試合場で会った大人の人には大きな声で必ず「あいさつ」すること。
②グローブ、バット、ヘルメットはイニング毎にちゃんと片付けること。
③アウトになって帰ってくるときはベンチまで必ず「全力疾走」すること。
④1塁へのヘッドスライディングはどんな場面でも絶対禁止。
⑤試合中、ベンチでは「野球以外の話」はしないこと。
以上「5つの約束」・・・。
守れなかった場合、ペナ1と数え最終的なペナ数分、全員でグランドを走る約束
こんなもんですが・・・どうでしょう~
教える側も大変ですけどねー・・・(*^_^*)
次回は「サイン」についてF隼のY監督の話し・・・をしまーす。(^。^)y-.。o○
Posted by メジャー at 23:06│Comments(3)
この記事へのコメント
おはようございます!
低学年への指導は楽しいですが、いろいろ考えないといけないですよね〜
ある意味一番難しいかもしれませんね。
メジャーさんの指導方法いいですね〜
勉強になります。
低学年への指導は楽しいですが、いろいろ考えないといけないですよね〜
ある意味一番難しいかもしれませんね。
メジャーさんの指導方法いいですね〜
勉強になります。
Posted by 北玉パパ at 2010年05月12日 08:17
メジャーさん おはようございます。
さすがメジャーさん!
萎縮させないよう打席に送りだしたいですね~
やっている事が逆効果に思う場面があります。
さすがメジャーさん!
萎縮させないよう打席に送りだしたいですね~
やっている事が逆効果に思う場面があります。
Posted by キッズのマッシー!! at 2010年05月12日 09:18
::::: 北玉パパさん こんばんは:::::
野球を始めた頃が、1番野球が楽しいときですね。
だから「こうしたらわかるかなぁ~」とボーッと
考え込んでしまうこともありました。^_^;
コメントありがとうございました。
::::: マッシーさん こんばんは:::::
「萎縮」が最も×なこと・・・ですね。
「たかが野球、されど野球」の精神。
失敗から学ぶことはたくさんあるので
その折角の機会を、失敗を
"威嚇"で済ませるのではなく
次へのステップにする、これが1番。
頑張りましょう~
「未来の天才」達のために・・・(^_-)-☆
野球を始めた頃が、1番野球が楽しいときですね。
だから「こうしたらわかるかなぁ~」とボーッと
考え込んでしまうこともありました。^_^;
コメントありがとうございました。
::::: マッシーさん こんばんは:::::
「萎縮」が最も×なこと・・・ですね。
「たかが野球、されど野球」の精神。
失敗から学ぶことはたくさんあるので
その折角の機会を、失敗を
"威嚇"で済ませるのではなく
次へのステップにする、これが1番。
頑張りましょう~
「未来の天才」達のために・・・(^_-)-☆
Posted by メジャー at 2010年05月13日 00:06