バントの重要性 d(゚ー゚*)oアウチ!!

メジャー

2010年06月22日 21:41

久々のブログ更新です。○ヘ( ・_・)三 ( ・_・)_シュッ

6月に入り、中学、学童、そして高校野球と幾つか試合を見ましたが
「バント」が試合を決めた、みたいな試合が沢山ありました。
1-0、2-1・・・それだけ力が拮抗していると
細かいプレーの出来、不出来で試合を決する、みたいな。。。

バントの重要性・・・って聞くと、ほとんどのチームが「わかってます」的に
「ちゃんと練習してますよー」って答えます。
中には「バントは好きじゃないから、打って打っての野球」って言う人も
いますが、それは"観戦"している立場の意見でベンチを預かる立場から
すれば、「・・・何とかランナーを送ってくれ」と祈るような・・・気持ち。。
" |∴`´|┘"☆---------o カキーン!

バントの種類もいろいろあって、送りバントやセフティ、プッシュやスクイズ・・・
またこれらのバントは試合の状況、展開によって"やり方"が変わります。

しかし練習は?? と言うと投手役の人が投げたボールをライン上(想定)に
転がす...的なものが多くないですか?
勿論、低学年の子には「フライを上げず、バットにちゃんと当てて転がす」的な
ものから始めますが、バントは相手守備陣によって転がす場所など臨機に
変える必要が出てくる"やっかい"なもの・・・それも打者の一瞬の判断で。。

つまりただやればいい・・・というものではなく
それが証拠に守備陣もレベルが上がるとそういう対策をしてきますので
簡単に(バントを)させない、バントしてもその目的を果たせない
・・・シフトを取ります。

逆に考えれば、バントは「バント体制」、その処理の部分にも一瞬の判断が必要で
野手はよ~く野球を"知っておく"必要があることは必然なんです。

また子どもたちはうまくボールを転がす子が、「バントがうまい子」と
勘違いしますが、実際は状況判断で強めにしたり、
打席の前に"自然に"移動し、フェア内に入れるよう工夫する・・・
そういうことが1人1人必要、それがチームプレーなわけで
子どもたちからみれば・・・バントが難解な方程式のように映る理由の1つです。

このように・・・が必要、一瞬の判断、などその独特の感性が必要なバントは
ライン上に転がすだけの練習では実戦では効果を発揮できません。

そのことを考えるだけでも
明日からの「バント練習」が変わるかもしれない・・・

言える事は「バント処理ができない守備陣は攻撃でもバントがうまくない」
・・・ということと
「試合に勝つためには、バントは絶対不可欠な攻撃の1つ」
・・・_(・△・)_セーフ

つまり・・・両者はセットだと私は思っています。